安物牛肉がギターを弾いたり日記を書いたりしてみる。

牛だってギター弾けるんです。牛だって日記書けるんです。

B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-

こんにちは!今日はですね、英検のご褒美として親に買ってもらった、

B'zのLIVE映像をみました!(ブルーレイ)

 

英検でも学校のテストでも、ご褒美がもらえることなんて滅多にないんですが、今回は

もーーーーーーーーーーのすごく珍しく買っていただきました!これです!

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「B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-」!!

(B'zのライブは「LIVE-GYM(ライブ・ジム)」という名前なのであります。

また、「C'mon」は「カモン」と読むのであります。)

 

パッケージのデザインがすごくきれいですね。

 

オープニングでは、当時最新技術であった3Dプロジェクションマッピングによるド派手な演出で、会場が盛り上がりました。

そして、最後の「C'mon!!」という叫び声とともに、さよなら傷だらけの日々よのイントロが流れます。で、B'zの登場という流れでした。いや~、まず「カッコいい」という印象ですねえ。ホントに。純粋にカッコいい。50のオジサンなのに

 

それからはアルバム”C'mon”の収録曲を中心に、演奏してました。(途中にLIVE-GYM恒例のおふざけも入ったりw)

 

B'z LIVE-GYMの魅力は、やはりバンドが一体となった演奏です。

ここでいうバンドというのは、稲葉さんと松本さんだけではなくて、

ギターの大賀好修さん・ドラムのシェーン・ベースのバリー・キーボードの増田隆宣さんといったサポートメンバーと、B'zの二人の全員のことです。

サポートメンバーも、すごくフリーに演奏してるんです。サポートメンバーのみで演奏するコーナーがあったりして。何より皆物凄く楽しそうなんですよ。ホントに楽しそう。見てるこっちも楽しくなっちゃいます。

 

サポートギターの大賀さんは、現在のサポートメンバーの中で一番新しい方なんですが、2008年までの大田伸一郎さんの代と比べるとですね、ちょっとムズカシイ話になっちゃいますけど、「サポートギターの在り方」が大きく変わってます。

 

大田さんの主な役割はどちらかというとコーラスとアコギであって、エレキではあまり目立ってなかったんですよね。

それに対して大賀さんは、松本さんと一緒に前に出てきてハモったり、あとは一部リードパートを弾いていたり、何より物凄く楽しそうなんです。もちろん大田さんも素晴らしい方でしたが、大賀さんに変わってからはLIVE-GYMの魅力がますますUPしてますね。

 

各曲の感想など・・・

"Brotherhood"(ブラザーフッド)のギターソロ、見事なアレンジでした。思わず目に涙が…

思い返せば、俺がB'zを好きになりたての頃、歌詞カードを見ながら初めてこの曲を聴いた時も、涙が出たんですよね。音楽を聴いて泣いたのは、俺の人生14年のの中で、その時だけでした。今回は2度目の涙でしたが、やはりこの曲。

 

"C'mon"。この曲はアルバム「C'mon」のタイトル曲です。

この曲の演奏前に稲葉さんのMCが入りました。

 

アルバムを作り始めたのは2010年の春先。それからは時間があるときはいつもスタジオに入り、曲を1曲ずつ作り、レコーディングしていきました。作業が順調に進んでいったので、予定よりもたくさんの曲を作ることが出来たそうです。

しかし、そんな中2011年3月11日、あの大震災が起きました。B'zの作業もすべてストップします。B'zのメンバーも、「今まで自分たちがワイワイやってきたレコーディングという作業には、本当に価値のあることなのか」と放心状態になっていたそうです。

しかし、津波の被災地への海外の支援プロジェクトに、B'zの楽曲を使ってもらえることになったり、TVに出演して曲を披露する機会をもらったりする中で、少しずつ自信を取り戻していくことが出来たといいます。

そして、「C'mon」という曲を作り上げました。この「C'mon」という言葉に込めたのは、「一緒に立ち上がろうぜ」「一緒に元気になろうぜ」「一緒に行こうぜ」「一緒に笑おうぜ」…つまり、「一緒に」という思いでした。

とはいえ、大切な人といつでも一緒にいるのは簡単なことではありません。

せめて、その人を心の片隅、出来れば真ん中に置いておいて、自分がへこたれそうなときに取り出し、その人に強く、強く、丁寧に、思いを馳せる。そうすることで、少しでも自分が元気になれたり、幸せな気持ちになれるのではないか、と。

そして、自分たちもそのような、みんなの心の真ん中に…せめて片隅でもいいから置いてもらうことが出来るようなバンドでありたい、という言葉で結びました。

 

そして、ついに「C'mon」が演奏されます。稲葉さんは、目に涙を浮かべながらの熱唱でした。うまく言葉にできませんが、本当に、本当に感動しました。

 

実は、俺は福島で育った人間です。あの、悪夢のような原発事故もこの身をもって経験しています。

震災直後は、日本中の人たちが心を痛めたのでないかと思います。しかし、今はどうでしょうか。きっと、ほとんどの人は震災や原発事故を「過去の出来事」だと思っているのではないでしょうか。自分ではっきり認識していなくとも、心のどこかで。

しかし、現状は。

震災や原発事故は、今も続いているんです。それどころか、ますます事態が悪化しているところも非常に多くあります。

皆さんには、つねに我々と「一緒に」という気持ちでいて頂きたいのです。

どうか、どうか、よろしくお願いします。

 

ちょっと重い話になっちゃいましたが、お願いいたすです。

 

ここからアンコール。

 

"いつかのメリークリスマス"

この曲は、ファン内でけでなく、一般にもかなり有名な名曲ですよね。

でも!LIVE-GYMでは滅多に披露されないレア曲なんです。

それが、今回演奏されましたんです!←

イントロのメロディが流れた瞬間、観客から大きな歓声が上がりました。

それまで20曲近くを跳んだり走ったりしながら熱唱していた稲葉さんが、見事な歌唱力でこの名曲を歌い上げました。

ちなみに、稲葉さんは日本のボーカリストの中で、歌唱技術、音楽的センスなどを総合的に考えるとトップレベルなんだそうです。マジです。

 

そして"ultra soul"(ウルトラ・ソウル)です!

原曲は2001年にリリースされましたが、それをアレンジした"utra soul 2011"が、アルバム「C'mon」に収録されてるんですが、今回はそのアレンジでの演奏でした。

どんなアレンジかというと、まあ簡単に言えばハードロックですね。

原曲はそんなにへヴィではないですが、"ultra soul 2011"はハードロック化されてました。逆に、そのほうがこういう震災だとか、そういう状況の場合は胸に響いてくれる気がします。

この曲も、ギターソロのアレンジが良かったです。音源ではスローなフレーズになっているんですが、今回は全く違う、速弾きでのギターソロでした。また、音源に比べてギターソロの時間が長かったですね。ギターソロ終了かと思いきやさらに続くもんですから、「おおっ」とw

ラストの「ウルトラソウル!!」はLIVE-GYM恒例の4回リピート。いや~良かった!

 

最終曲は"Calling"(コーリング)。

(曲名は聞いたことないかもしれないですが、聞けば「あ、コレか」と思うはずです

この曲!→http://www.youtube.com/watch?v=td8WGpkJt50&list=PLXEwb80kuPYAVtWFndQTj5dff2eYQCW7y&index=23

B'zの強い思いを感じさせてくれました。

 

音源ではアウトロはフェードアウトなんですが、今回はどんどんリフが加速していく、という感じでした。最後は、バラードがハードロックになって、会場の熱は最高潮になりました!

 

全曲の演奏が終わると、会場は盛大な拍手に包まれました。このときの余韻が、なんともいえず素晴らしい…。

 

ラストは恒例の(稲葉)「せーの!」(観客)「おつかれ~~!」で終わりました。

 

いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー感動しました!!

非常に良かった!!

 

すみません、今日はB'zばかり語ってしまいましたwまあ好きなんですよ。ホントに。

常人からみたら俺はちょっと変なのかもしれないが、それでも俺はB'zが好きだっ!!